忠実な味を再現するために繰り返される試作と審査 大湊海自カレーとして認定されるには、各部隊の艦長や司令による「認定審査会」の厳しい基準をクリアする必要があります。 提供店は部隊給養員等から直接技術指導を受け、秘伝のレシピをもとにカレーの調理を行いますが 部隊で実際に提供されているカレーと同じ味を再現するまでには長い道のりとなります。 そして何度も試作と審査を繰り返し、最終的に艦長や司令の認定を受けたカレーだけが大湊海自カレーとなります。 「認定審査会」 各部隊の艦長や司令の最終審査である「認定審査会」に合格した店舗が大湊海自カレー認定店となります。また、艦長や司令が変更になった部隊のカレーは、新しい艦長や司令による再認定を行っており、常にリアルタイムの部隊の味を提供できるようにしています。 大湊海自カレー認定の流れ 大湊海自カレーは部隊のレシピ伝授からはじまり、認定されるまで数ヵ月の期間を有します。 その間、調理の鍛錬を重ね繰り返し審査を受けながら、最終的に認定となればお客様に提供が可能となります。 01 レシピの伝授 各部隊からスパイスの種類や、具材の分量などが細かく書かれたレシピを提供され、各提供店舗へ通達されます。 02 調理法の伝授 実際に部隊でカレーを作っている調理員が提供店舗に赴き、目の前で実際にカレーを調理します。ここでレシピだけでは伝わらない調理工程のポイントや技術などを伝授されます。 03 調理の鍛錬 レシピと調理法を伝授された店舗は、忠実に再現するため、何度も伝授された作り方で練習します。 04 艦長・司令からの認定 伝授されたカレーを実際に提供店舗が作り、その部隊の艦長・司令に食べていただき、カレーの味が本当に我が部隊のものかどうか審査していただきます。めでたく認定されると、ここで初めて大湊海自カレーの提供が可能となります。 提供店舗と各部隊とのつながり 認定が終わった後も、店舗と部隊の繋がりは続きます。実際に部隊の方がそのお店に行ってカレーを食べるということもあるようです。部隊と店舗の友好の証として、各店舗には部隊のオリジナルグッズが並んでいます。 現在6店舗が大湊海自カレーに認定されています